【原神】行秋についてガチ勢が徹底考察

はじめに

今回は原神のキャラクター行秋について詳しく解説していきます。

キャラクター解説シリーズは逐一やっていこうと思いますが、
まずは自分が使い込んでいるキャラから解説していきます。

行秋のスペック

行秋のスペック表です。サポーター性能が非常に高くなっています。
詳細はこの後説明していきます。

メインアタッカー適正 1.0
火力 4.0
補助 4.0
継戦能力 5.0
総合 4.0

行秋のステータス

ステータス


行秋のレベル90時のステータスは以下です。
  • HP :10222(41位/53キャラ中)
  • 攻撃力:201(45位/53キャラ中)
  • 防御力:758(19位/53キャラ中)
  • LVUPで上昇する固有ステータスは攻撃力(24.0%)

ステータス面はかなり微妙ですね。攻撃力は下から数えた方が早いです。

元素スキル

元素スキル(古華剣・画雨籠山)
連続2段の攻撃を仕掛け、前方の敵に水ダメージを与え、
同時に出場している自身のキャラクターの周りに最大本数の「雨すだれの剣」を生成する。

以下の特徴を持つ:

  • キャラが攻撃を受けると、雨すだれの剣は壊され、キャラが受けるダメージを減少させる。
  • キャラの中断耐性をアップする。
  • 行秋の水ダメージアップ分の20%は雨すだれの剣のダメージ軽減効果に転換する。
  • 最大24%のダメージ軽減効果を得られる。
  • 雨すだれ剣の初期最大数は3本。
  • 発動した瞬間、キャラに湿潤状態を付与する。

スキルダメージ:235%+268%(Lv.6)

元素爆発

元素爆発(古華剣・裁雨留虹)
虹剣勢を展開し、幻影の剣雨を使い、キャラに最大数の雨すだれの剣を付与する。

虹剣勢

  • 出場している自身のキャラクターの通常攻撃時に剣雨攻撃を発動し、水ダメージを与える。
  • 雨すだれの剣の数は終始最大数をキープする。

剣雨のダメージ:76.0%(Lv.6)
継続時間:15秒
クールタイム:20秒
元素エネルギー:80

命の星座のカタログスペックは
記事の最後に記載しますがそれを踏まえた上での考察になります。

キャラクター考察

最強サポーターの一人。

このキャラクターの最大の強さは間違いなく元素爆発にあります。

元素爆発は継続時間15秒にクールタイム20秒ですが
2凸することで継続時間が3秒追加されるため18秒となります。

事実上2凸することでほぼループが可能。

ただし、必要元素エネルギーが80の為、生半可なビルドではまともに
ループすることは不可能に近いです。

候補というか、必須武器とも言えるのが祭礼の剣もしくは西風剣。

その他、雷電将軍や雷主人公など元素回復をサポートする
キャラクターをチームに編成する事でもループを実現可能です。

元素エネルギーを星5聖遺物で200%程度確保できれば、祭礼の剣でループ可能。

西風剣の場合は元素エネルギーを更に高めたいですが、
PTにもう一人西風武器を持たせないとループは現実的ではありません。

おすすめの凸数と武器

世間的にも強いと話題の行秋ですが、育成おすすめ度は凸数と所持武器により
結構違うと私は思うんですよね。

私の行秋をおすすめするラインは、2凸+祭礼(3凸くらいは欲しい)です。

ちょっと無課金の方は厳しいかもしれませんが、
強いと感じるのは正直このあたりな気がします。

ちなみに6凸+祭礼完凸を持っている人は今すぐにでも育てた方がいいレベルでぶっ壊れです。

天空の刃だと火力が爆上がりするため、こちらもおすすめ。

ただ個人的には元素爆発をループすることに大きな強さがあると感じるキャラの為、
祭礼が特におすすめです。

元素爆発の性能と6凸効果の詳細

「古華剣・裁雨留虹が剣雨攻撃を2回発動する度に、次の剣雨攻撃が大幅に強化され、
 敵に命中する時、行秋の元素エネルギーを3回復する。」

というものですが

少しわかりづらいので説明すると、

凸効果がない場合、雨すだれの剣は2⇒3⇒2⇒3本と敵に命中しますが、
6凸の場合2⇒3⇒5⇒2⇒3⇒5本と敵に命中するようになります。

つまり、平均2.5本が3.3本となる為、約1.3倍程度ダメージの増加が見込め、
更に元素エネルギーも少し回収できるため、強力な凸効果となっています。

この元素爆発は実際に使用すると、6凸の場合、2⇒3⇒5を1セットとして
最大5セット程度攻撃が可能です。

その場合、天賦レベルLv.9の剣ダメージ92.3%で計算すると
元素爆発だけで4600%程度のダメージを与えることが可能です。

同じ属性の星5キャラ、タルタリアの元素爆発が
天賦レベルLv.9で倍率800%程度であることを考えると、驚異的な数値であることが分かります。

実際、ステータスやキャラ性能、凸効果などでダメージは変わる為、
一概に言えないですがそれでも異常。

また、この元素爆発これ以外にも、ダメージ軽減効果と中断耐性、終了時にHP回復が発生します。
これもおまけにしてはおかしい。というかおまけではない。

特にダメージ軽減は元素スキルのレベル次第ですが、
最大で29%それに加えて、追加軽減があり、元素スキルの効果である

  • 行秋の水ダメージアップ分の20%は雨すだれの剣のダメージ軽減効果に転換する。
  • 最大24%のダメージ軽減効果を得られる。

で更に軽減率が上がります。

分かりづらいですが、行秋の水ダメージUP*0.2が軽減効果に加算(最大24%)ということなので
計算してみます。

行水ダメージバフは最終的には、セット効果で15+聖遺物杯で46.6+天武で20=81.6となることが
最適なビルドの為、このビルドで考えると29+81.6*0.2=約45%軽減

つまり元素爆発がループ可能な場合、ほぼずっとダメージが半減され加えて怯みにくくなります。

はいぶっ壊れ

これだけでも使えるところがある元素爆発だと言えなくもない。
つまり

  • 18秒間ダメージ約1/2カット
  • 怯みにくくなる
  • 終了時に行秋のHPの24%(1凸以上)回復
  • かなりの追加ダメージを与えてくれる

ループ可能であればほぼ常時この状態となります。正直やりすぎ感が否めない。

更に更に、継続的に水元素を付与できるため元素反応を高頻度で起こすことが出来ます。

元素爆発の元素付着時間は9.5秒の為、元素残留が発生しやすいです。

水元素は凍結、蒸発、感電とどれも強い元素反応を起こせるため、この恩恵も計り知れません。

実際使用した感想

実際使用した感想としては、
キャラチェンやスキル攻撃など通常攻撃をしないタイミングでは剣が発生しないため、
雨すだれの剣の発生回数は3セットから4セット程度が現実的。

その為、実際の総ダメージは3000%程度に落ち着きます。

2凸の場合は2500%くらいかと思います。

個人的なテクニック紹介

個人的なテクニックをひとつ紹介します。

行秋の元素爆発は通常攻撃に追撃で攻撃が発生します。

ただ、ヒットストップ?と思われる現象が発生し、通常攻撃回数を増やしても、
追撃発生回数を増やすことはできません。

それを加味して4600%なのですが・・

それを逆手にとり、通常攻撃以外の動作に通常攻撃を挟むことで、
追撃の発生をある適度増やすことが出来ます。

具体的には無理に通常攻撃メインで戦うのではなく、
スキルなどを使用した合間に通常攻撃でキャンセルする事を心がけるといいです。

通常攻撃は当てなくてもいいので、例えば他キャラの元素爆発発動後、
ステップでキャンセルしているところを空振り通常攻撃でキャンセルする

といった感じで運用すると、無駄なく雨すだれの剣を発生できます。

これを意識することで通常攻撃で殴り続けなくても、
雨すだれの剣を3、4セット発動させることは難しくなくなりました。

また元素爆発に気を引かれがちですが元素スキルも天賦レベルLv.9で、
286%+325%=計600%のダメージを発生させるため中々強力。

ただし、クールタイム21秒とぶっちぎりに重い元素スキルとなっています。

実際の運用方法

私の実際の運用方法を紹介します。
行秋の元素爆発を使い、その後元素スキルを2連発(祭礼発動)。

メインアタッカーに変更し普通に攻撃。
再度、行秋の元素爆発が使用可能になったらキャラチェンして元素爆発を発動。

以下、同様。
この運用で6凸かつ元素チャージ効率200%を超えている場合、ほぼループ可能です。

元素スキルに4凸効果の与えるダメージ50%UPを載せられる為、
順番は元素爆発⇒元素スキルがおすすめ。

元素スキルはクールタイムこそ遅いですが、元素粒子生成量が4~5で、
2回発動できれば元素粒子を平均9個獲得できます。

元素粒子1個当たり元素3回復できるため総回復量27

チャージ効率250%で67程度元素エネルギーを回収できます。

これと18秒間で獲得できる粒子でループは余裕です。

やはり祭礼との相性はすさまじい。

元素スキル自体も2回判定の為、祭礼効果完凸であれば実質96%で発動するため、
単独でループが実現できます。

ギメルを上記運用で倒した動画です。今回、相方はディルックにしました。


ギメルが柔らかすぎて全然ループしているかわかりませんが、
倒した際、行秋が再度元素爆発を使える状態になっていることがわかります。

(ギメルを倒した時のオーブがなくても溜まります。)

行秋の弱点

あまりに、強すぎて褒めるばかりですが、
使い込んでいるので弱点も紹介していきます。

  • 序盤では強いと言いがたい。

やはり元素チャージ効率が序盤では厳しい。

かといって元素スキルも連発できないため、PT1枠を使う割に恩恵が少ないです。

星4聖遺物が手に入る頃には確かに元素チャージ効率の確保は難しくないです。

ですが行秋は元素爆発を打てさえすれば良いキャラではないので、
元素チャージ効率を上げつつ会心率や攻撃力も上げないと火力を出せません。

その為、星5聖遺物がマストだと言えます。

序盤から使う場合は、攻撃力ビルドとし攻め時の一発屋として元素爆発を使う方が、
個人的にはおすすめです。

  • 瞬間火力が出せない

元素スキルで多少火力は出せますが、
瞬間火力は他に幾らでも強いキャラが存在するのが事実です。

継続的にダメージを出せること+軽減などの防御面強化が魅力であり
瞬間火力はそこまで高くありません。

  • キャラの凸数と武器も重要

これはゲームの仕様上、ある程度仕方ないとは思いますが、
その中でも2凸、6凸で大きく評価が変わるキャラであることは間違いないです。

  • 氷が苦手

元素スキル発動時、湿潤状態つまり行秋に水元素が付着します。

自キャラに元素が付着することはメリットのほうが多い派なのですが、
水だけ氷と相性が悪いと思っています。

というのも湿潤状態中に氷元素で攻撃されると凍結状態になってしまうんですよね。

これが痛い。

凍結すると祭礼の効果は発動しませんし、元素スキルの2撃目も当たらなくなってしまうため、
氷の敵が多いところは戦いづらいです。

  • メインアタッカーとしては弱い

元素爆発がループできるので強いには強いですが、
キャラチェン後ピンポイントで使えば全ての恩恵を受けられる為、場にいる意味は皆無です。

通常攻撃のモーションや倍率は普通ですが、ステータスが低いため弱いです。

それに今メインアタッカーとして評価されているキャラは、
場にいることで何かしらのアドバンテージがあります。

故にメインアタッカーとなっているので、
そもそも普通のことしか出来ない事が向いていないと言えます。

総評

行秋の総評としては
しっかり育成すると、トップクラスのサポーター性能を有するキャラ。

元素爆発をループできると非常に強力であり、
ダメージ軽減?いや半減、中断耐性、微回復、約3000%ダメージ、
の水耐性デバフ(2凸)を常時受けることが可能となります。

これらは、元素爆発⇒元素スキルを使用するだけで恩恵を受ける為、
21秒間に3秒間程度キャラチェンで実現可能です。

しかも、キャラチェンしている間も元素スキルで高火力。

ただし、ある程度武器や凸が重要となってくる要素がある為、
無凸で武器を選ばず強いという訳ではありません。

序盤は元素チャージ効率の都合上、他のキャラに見劣りする点も多いです。

最後に

行秋のキャラ考察は以上となります。参考になると幸いです。

キャラの考察シリーズは随時出していこうと思っているので
良ければ、他の記事も参考にしてみてください。

それでは良き原神ライフを。

補足:記事で触れていないキャラ情報

以下は記事で触れていないキャラ情報になります。

天武(元素スキル、元素爆発以外)

  • 水生みの要訣:雨すだれの剣が破壊、または継続時間が終了したとき、
    行秋のHP上限の6%を基準に出場キャラのHPを回復する。
  • 虚実の筆:行秋の水ダメージ+20%。
  • 靈光突如:キャラクター天賦素材を合成する時、25%の確率で一部の材料が返還される。

命の星座
第1重:すだれの残香
 雨すだれの剣の最大本数+1。
第2重:青空の虹
 古華剣・裁雨留虹の継続時間+3秒。
 その他、剣雨攻撃を受けた敵の水耐性-15%、継続時間4秒。
第3重:詩の錦
 古華剣・裁雨留虹のスキルLv.+3。最大Lv.15まで。
第4重:孤舟斬蛟
 古華剣・裁雨留虹継続中、古華剣・画雨籠山の与えるダメージ+50%。
第5重:雨深閉門
 古華剣・画雨籠山のスキルLv.+3。最大Lv.15まで。
第6重:万文ここにあり
 古華剣・裁雨留虹が剣雨攻撃を2回発動する度に、次の剣雨攻撃が大幅に強化され、
 敵に命中する時、行秋の元素エネルギーを3回復する。